画像で観る 「ものがたり」展 −4−

竹中 薫<アーティスト> 名前のない場所
竹中 薫<アーティスト> 初冬
作品説明:こちらがある風景や、ものを見ているのに、逆に、
「ものが語りかけてくる」経験をする事がある。
それは、日常の中に、非日常を見つけることに似ている。
なんとなく心に残る場所とか、はっとするものの情景というのは、
光と影の絶妙なバランスの上に成り立っていて、
そのバランスは、風景の中に埋もれた、
ごく小さな景色をいきいきとさせる。
そういう瞬間に「ものが語りかけてくる」経験を
する事が出来る。
ただ、刻一刻と変わる光と影のバランスの上に成り立っているものなので、
なかなか捉えきる事が出来ない。
だからこそ、その一瞬を捕まえたいという思いがあり、
制作している。
高橋 悦子<デザイナー> パンダ物語
ジュールヴェルヌ著『海底二万里』より
ネモ船長の部屋に飾られている?
Artificial Adam's Apple(人造りんご)
作品説明:今回の「ものがたり」展でのコンセプトを固める時点で「ものがたり」という意味合いを掘り下げた。けれども、紡ぎだされた物は、やはり人間だから物語化できうる。しかし、人間の創造であれば、只のりんごが、重要だが、「ものがたり」を生み出すのは、人間の創造。つまり、人造と勘え、モチーフを融合させスチームパンクに仕上げた。なた、会場が「りんごや」である事もメタファーです。ネモ船長の書斎にかかっていそうだなぁという設定です。
小島 信一<金工>
ジュールヴェルヌ著『海底二万里』より
模型ノーチラス号製作中
ネモ船長の部屋から
作品説明:海底二万里 Jベルヌの良く知られている「ものがたり」です。ノーチラス号なので、オウムガイの形がいいと勘えてみました。ネモ船長が試作様に模型を製作中!という設定です。スチームパンクのテイストも入れました。太古のオウムガイ(カメロケラス)の殻が三角錐のタイプが有り巨大だったそうです。

伊勢寛次<ジュエリー作家> 妖精物語
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